お悩み解決

お悩み解決!よくある質問コーナー

Q

いつからはじめればいいの?

A

上顎と下顎の成長は、そもそも発育のピークを迎える時期が全く異なっており、身長の伸びとともに比較的ゆったり発育する下顎に対し、上顎は5~7歳をピークに10~12歳でほぼ成長が完了してしまいます。上顎は脳・脊椎など神経系の発育に準じて、成長が早い時期に終了を迎えるのです。
そのため、早期治療(1期治療)として顎顔面矯正を行うのであれば、できるだけ低年齢から、理想は5~7歳位(遅くても10歳前後まで)。に治療を開始することをおすすめしております。
特に、下顎前突(いわゆる受け口)は、そのまま加療しなければ年々悪化の一途をたどるケースが多く、早めに(5歳から)治療を開始し、骨格のアンバランスな成長を最小限にとどめるのが望ましいと言えるでしょう。
早期の顎顔面矯正は、正常な機能と発育を一刻も早く取り戻す、まさに「不正咬合の芽を摘む治療」なのです。

子どもの矯正治療はタイミングが大切!
子どもは日々成長をしています。身長が伸びているということは、あごの骨も大きくなっているということです。つまり、そのあごの骨の成長期(体の成長も含めて)を確認し、矯正治療のスタートを合わせることが大切です。なぜなら、この時期を逃してしまうと、骨が硬くなってしまうので、あごの骨を大きくすることができず、どこかの歯を抜いて並べたり、場合によってはあごの骨を外科的に手術する可能性が生じてきます。
いつ始めるかによって治療方法が異なり、最終的には治療結果に大きな差が生じます。
一般的に、「成長期」の前後で、「第一期矯正治療」と「第二期矯正治療」の2ステージに分けて治療を行います。
「子どもの矯正治療は早いほうがいい」といわれますが、早ければ早いほど良いというわけでなく、ポイントは子どもの矯正治療はタイミングが大切!が治療開始に最適な時期となります。

Q

使う装置は痛くないの?

A

装置を装着してから3~7日は装置に対する違和感や圧迫感があります。痛みに関しては個人差がありますが、むし歯のようなズキズキとした痛みはありません。また、上あごの内側に装置が入りますので、しゃべりずらさや、食べずづらさも多少感じることがあります。しかし長くても1週間で慣れますのでご安心ください。

Q

取り外しはできるの​?

A

使用する装置は取り外しができるものと、取り外しができないものがあります。
治療の進め方によってどの装置を選択するかを決定しますが、基本的には「取り外せない」とお考えください。理由としては、「発育」は24時間365日休みなく続いております。そのような中で矯正治療をするにあたり、時間のロスを少なくするためには固定式の装置のほうが確実な結果を得られるためです。ゃべりずらさや、食べずづらさも多少感じることがあります。しかし長くても1週間で慣れますのでご安心ください。

Q

どれくらいの頻度で通うの?

A

装置を装着した初期は、骨格の変化や歯の動きをこまめにチェックする必要がありますので、1~2週間に1回の通院が必要です。かみ合わせが安定したら、歯の生え変わりなどをチェックしていくため2~3か月に1回となります。むし歯の治療とは異なり、来院間隔は長くても大丈夫です。

Q

装置は目立たないの?

A

一般的なワイヤー装置ですとギンギラギンの装置が表側に見えますが、顎顔面矯正は内側からあごを広げる装置を使用しますので、見た目にはほとんど目立ちません。また、治療過程において、見た目に目立つ装置を使用することもありますが、それらはご自宅にいるときのみ使用していただくためのものですので、外出時は使用する必要がありません。

Q

装置が壊れることはないの?

A

装置と歯は、特殊な接着剤でくっついています。まれに硬いものがぶつかってしまうと取れることはあります。そのような場合にはご来院をいただき、装置の再装着を行います。また、使用装置は金属製で強度もあるので、めったに壊れることはありませんので、また万が一壊れてしまった場合は、新しいものを作り直しますが、追加の費用は一切かかりません。

Q

学校生活に影響はないの?

A

固定式の装置になるので、装着直後はベロの動き制限され、しゃべりづらく感じます。(特にカ行、サ行、タ行)また、今までより飲み込みづらく感じることもあるので、いつもより給食の時間が多少がかかることがあります。しかし、いずれも約1週間で慣れますので、大きな支障はありません。

Q

スポーツに支障はないの?

A

どんな運動でも問題なくできます。さらには、矯正治療でかみ合わせが整い、体のバランスがとれ、あごが成長することで、呼吸機能の改善も期待できるので、結果的に運動能力の向上が期待できます。

Q

管楽器は吹けるの?

A

​いわゆる「ワイヤー装置」だと唇の裏側に装置があるので、楽器を吹く際に押し付けられて痛みを伴いことがありますが、顎顔面矯正は歯の裏側に装置があるので全く問題ありません。さらには、鼻呼吸が楽にできるようになるので、息が長く続くようになります。

Q

他の治療法と何が違うの?

A

小児の矯正治療法において、顎を広げる方法としては、顎顔面矯正以外にプレート矯正(床矯正)というものもあります。この方法は多くの歯科医院で行われています。プレート矯正もお口の中にネジ付きの装置を取り付けますが、取り外しが可能な装置なので、十分に力が伝わらずにあごを骨格から広げることは難しいと考えられております。その結果、プレート矯正後に結果的に抜歯が必要になる可能性が高くなります。また、取り外しができるということで、違和感があるため治療途中にお子様自身が自分で外してしまうことも多いようです。顎顔面矯正は、ほとんどのお子様に対応する方法で、さらに固定式のため自分自身で取り外しができず、治療が確実に進み、装置が薄いので違和感が少ないというメリットもあります。

Q

治療はいつまでかかるの?

A

​最適な時期に治療を開始できれば、バランスのとれた歯並び・口もと・お顔立ちになり、呼吸機能も改善されます。永久歯は小学校高学年から中学校低学年で生えそろうので、それまでは定期的な経過観察が必要になります。そして、生え変わりを待ちながら、必要あれば装置を再装着することもあります。
まず診査診断をして、上下の型どりをしてお口の中に装置を固定します。適齢期に治療を始められれば、あごの成長を促す治療は約1~2年で一段落します。ただし、治療開始年齢が成長のピークを過ぎた場合は期間が長くなる場合があります。(特に受け口の場合には期間がかかります)
乳歯から永久歯への生え変わりは6歳から始まり、12~13歳くらいまでの長い年月をかけてゆっくり生え変わります。その間は定期的にチェックをしていきましょう。

相談窓口は3つ
​すべて院長が対応いたします。